Cathy (坂上恭子)| ヨーガシャンティ主宰

マジュンメディアでは、沖縄の中小企業・起業家を全力でサポートするために立ち上がりました。また一歩先を行く彼らリーダーの考え方に触れることで次のリーダーたちの道しるべになる役割も果たして行きます。

今回のイノベーターは、Cathy (坂上恭子)さん。世界47ヶ国5大陸を旅して回った経験と人生のどん底から、2度もヨガによって救われた経験を持つケイシーさんだからこそ伝えられるヨガの本当の奥深さに触れ、人として、経営者として、思わず前のめりなった今回のインタビュー。

ヨガの世界観から見えてくる、人生の歩み方からビジネスの秘訣までを語ってくださいました。

マジュン
マジュン

本日はよろしくおねがいします。

Cathy
Cathy

よろしくおねがいします。

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バリのウブドにあるホテルの中庭にて

マジュン
マジュン

世界一周旅行に行ったり、書籍を出版したり、ラジオ番組をもったり、たくさんのイベントを手がけたりと、、、本当にすごい行動力ですよね!そんな今のケイシーさんになるための過去の大きなキッカケみたいな出来事があれば教えていただいてもいいですか?

Cathy
Cathy

本当に平均な平凡な家庭なんですよ。広島市に生まれたのですが、母と父と妹の4人家族。本当に絵にかいたような平均的な家族。

それが私には物足りなかった。小さい時から何か内側にもやもやがあって、このままじゃやだなと思っていたんです。

でも何となく親が敷いたレールの上で普通に小学校に行き、中学校に行き、高校に行き、で大学も本当は行かずに警察官になろうかなと思っていたのに、何となくそれも、大学に行くのがルールだみたいなイメージで行っちゃった。

ここでモヤモヤが隠しきれなくなっちゃった。その時にたまたま日本経済新聞を観たんです。広告欄があってそこに「世界で日本語を教えないか」っていう広告が載っていて「なにこれ!これすごく惹かれるな」って思ったんです。そして、行くべきなのかと思ったんです。今ここで行かないと私の人生変わらないと思って。

マジュン
マジュン

広告を観た瞬間だったのですね

Cathy
Cathy

日本経済新聞の本当に小さな広告でした。

マジュン
マジュン

すぐに応募されたんですか?

Cathy
Cathy

応募しようとしたんですが、今までの癖があるからできなかったんです。それで説明会というのがあったんですよ。だから説明会に行ったんですけど、100人位来ていて、そこに一人私よりも若い女の子がいて、当時18歳だったんですけど、その子が「私世界で日本を教えて来ました」って。彼女が何をやったのかというと、アメリカやカナダ、イギリス、オーストラリアに行って、日本の文化を自分の出来る範囲の英会話で教えるという。自費留学プログラムだったんです。それで、「私も行ってみたいけどこんな風になれるのかな。この子私よりも年若いよな」と思って。自費留学ってどの位かかるのかなって訊いたら、300万円だったんです。もちろん18歳持ってなくて。すっごく悩んだんです。ここで私が変わらないときっとこの先ずっと人生損というか後悔すると思った。この先人生ずっと後悔しちゃうと思ったんですよ。

マジュン
マジュン

18歳の時にすでにそういう感覚があったのはすごいですね。

Cathy
Cathy

ずっと積み重ねてきていたんですよね。何かやりたいけどモヤモヤしているっていう。親に頼み込んで「300万貸してください」って1週間位電話して説得して、それで最後に「わかった。後で働いて返すんならいいよ」って言われて、親にお金を借りて行きました。

マジュン
マジュン

1週間もかけて説得!決断してたんですね!!

それはプログラムになっているものだったんですか。

Cathy
Cathy

プログラムだったんですよ。結局1年間位の期間で3ヶ月位自分の英語力を磨くために、先生をやるためのいろはを教えてくれる英会話学校に通って、残りの6ヶ月が実際に教えようというプログラム。イギリスに行ったんですけれど、3ヶ月日本人学校に行って、最期の6ヶ月はイギリスの「バース」というお風呂の語源になった町。白い石で家が作られているすごく綺麗な町だったんですけど、そこで教えていました。

マジュン
マジュン

そこが最初の大きな一歩だったんですね。

Cathy
Cathy

そこ、最初の大きな一歩だった。

マジュン
マジュン

それがきっかけで世界を回られるようになったんですか?

Cathy
Cathy

そうなんですよ。語学学校といっても夏休みがあるんですよ。そこで初めてバックパッカーという人種に出逢って、一緒に来てた20人位の日本人の中に3人位いて、「僕ヨーロッパ一周してくる」とか「僕スイスに行ってくる」とか言うんですよ。「え?!ちょっと待って、私イギリスに来るだけで精一杯だったんだけど」と思いながら話を聴いていたら「こういう『地球の歩き方』っていう本があってね。これ見てたら行きたいところいろいろあるから行きたいところに向かっていけば良いんだよ」と言われて、リミッターが外れたんです。できないことないかもしれないと思って。そこで初めて一人旅をしたのがヨークという町でした。ニューヨークの語源になった町なんですが、ロンドンよりもっと上。寒い町で。

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イギリスの街並み

マジュン
マジュン

そこに向かってまず一人で。

Cathy
Cathy

一番最初の旅って皆さんいろんな経験があると思うんですがめっちゃ荷物重いんです。もう死にそうになりながら、こんな荷物持って。たかが3日とかの話なのに、10キロ位担いで持って行って。寝袋からぬいぐるみから何から何まで詰め込んで持って行って。いざつきました。小さなお化けのでる安宿だったんです。そこにすごく変わった日本人の女性が来た。目がもうキラキラしてた。30歳位。で初めましてって言って、握手を求められて、握手を求めてくる日本人久しぶりだったので、ビックリして、「何している人なんですか?」って訊いたら「私世界一周しているの」って言うんです。それでまたリミッター外れたんですね。世界一周なんてできるんだって。で、その人が「私イギリスに来る前にボリビアって国にいて、そこで首絞め強盗にあって、全てを失ってきた」っていうんですよ。「すべて失うのに旅できるんですか?」「だって命失ってないなら幸せでしょ」って言われて、言われたらそうなんだけどと思ってしまって。

マジュン
マジュン

「命失っていないんだからOK」ってすごいですね!

Cathy
Cathy

ほんとにそうなんだなって思って。その時まで平和の中でぬくぬく生きていたんですよ。私も。初めてそういう生きるとか死ぬとかっていうことをちゃんと考えた瞬間だった。その人が私の目を開かせてくれて、世界にはできること、やろうと思えばできるんだってことを教えてくれたんです。

マジュン
マジュン

凄い出逢いですね。日本人が決して多くいく場所ではないヨークという場所でまさに運命の出会いでしたね。そこからケイシーさんも世界旅行をするようになったのですか?

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モロッコの砂漠にて

Cathy
Cathy

そこから旅熱に目覚めたんです。できるんだって思ったんですけど、実際に行動するまでってすごくギャップがあると思うんですよね。できるって解っても、理解はしても行動に移せないっていうギャップを感じる人は多いと思う。私もそうだったんです。「やりたいけど、、、でもな、、、でもな、、、」って言い訳ばっかりしてて、日本に帰ったあとも「やりたけど、やっぱり無理」という感じが続いて、でも旅は好きだったからインド行ったりとかフィリピン行ったりとか、現地が楽しいなぁというのは感じていたんですが、そのままなぁんとなく、自分の殻を破ったにも関わらず就職してしまったんですよ。それで、就職したんですけど、就職先で仕事しながらやっぱりもやもやして。あれだけ自分の魂がワクワクした瞬間があったのに、何で私はここに戻ってきてしまったんだろう。ってずっと思っていたんです。

マジュン
マジュン

起業というところでも、描くビジョンとかイメージがありつつも、引き戻しに合うというのを聴くんですよね。そうした時にどうして乗り越えていったらいいのかというのはテーマとしてあって、そのあたりはいかがですか?

Cathy
Cathy

私はやることろまでやって、結局は自分が全て知っているんだというところに戻るんですよ。自分自身も4年間会社員になって働いたんですが、落ちるところまで落ちたんです。鬱になるところまでがんばっちゃった。体が不調になって、初めて「このままじゃだめだ」と思う瞬間があったんですよ。それは自分自身で起こしてたと思うんですよ。今考えたら。早く自分がやりたいことに気づけよ。って。自分の魂がね。そういう意味で辛い状況を沢山くれたんですよ。その辛い状況っていうのは、仕事がキツイとか、恋人に別れを告げられるとか、外側の状況ですよね。「早くやりたいことに気づけよ」って言って魂がくれるんですよ。それに私は今まで気づかずにジタバタしちゃう。でもういよいよヤバいってなった時に、1回自分に聴いたんですよ。「このままでいいの?」って。東京の山の手線のホームに飛び込みそうになっていたんですよ私。家に帰ったらゴミだらけになってたんですよ。「おかしいな。こんなんじゃなかったのに」って思って。そんなある日、コナミスポーツクラブのちらしがポストに入っていて、何か今までの古い習慣を打破するためには、新しいことを始めなきゃって何かが言ったんです。だからとりあえず行きました。コナミスポーツ。で、筋肉作っているうちに、だんだん気持ちが明るくなってきて、健康な体には健康な魂が付くんだなぁっていうのも感じてきたころに、ヨガに出逢ったんです。

マジュン
マジュン

コナミからの繋がりだったんですね。

Cathy
Cathy

だから、体から入ったんですよ。ヨガっていうのはスポーツだと思ったんで、「体動かして体操みたいなのをするの?」って思って軽い気持ちで参加したら、最初参加した日にヨガって最後にお休みのポーズ(シャバーサナ)があるんですけど、その時にインストラクターの人が「だんだんと、体が吐く息で大地の下に沈んでいきます」っていうインストラクションをしたんです。本当に体が全部なくなっていっちゃった。そこで何が残ったかって言ったら、喜びしかなかったんですよ。幸せな気分しか残ってなくて、「え?なんなの?ヨガって運動じゃないの?」って思って、不思議だなぁ、って思ってこんなに心地良いことがあったんだと思って、瞑想とかヨガについて片っ端から本を読んだんです。そこからヨガにハマっちゃったんです。

マジュン
マジュン

最初は会社員としてお仕事を続けながら、自分でヨガを学んでというところからスタートされたんですね。

Cathy
Cathy

完全にやる方。教えるなんてとんでもない。

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ヨガ教室

マジュン
マジュン

それが、ヨガスタジオを主宰されるまでに行くきかっけというのは何かあったのですか?

Cathy
Cathy

それは、また魂の声なんです(笑)私ヨガに2回人生を救われているんです。1回は東京で仕事で鬱になっちゃった時。ヨガに救われて本当にやりたいこと何?って訊いたときに昔思ってた世界一周っていうのが出てきたの。それで世界一周したんです。世界一周して最後辿り着いた国がヨルダン。ヨルダンで好きな人ができて、家族もできて、そこで皆で住んで、私は一生ヨルダンで生きていくんだって思ったんです。いろんなことがあって、ダメになっちゃったんですけど。それもきっと今ここにヨガ教えるための布石としてあったんだなって今は思うんですよ。結局半年くらいヨルダンに住んで、そこから私の魂が「ここにいるべきちゃない。ヨガを教えないといけない。」と言ってたんですよね。それでいろんな辛いことをくれたんです(笑)

マジュン
マジュン

相当辛そうですね

Cathy
Cathy

相当辛かった。そこでシェフやってたんですけど。日本食の鉄板焼きのシェフやってたんですけど、ホテルの中でいろいろゴタゴタあって、私が切られることになり、ビザももらえない。日本に帰るしかない。3万円だけ持って成田空港に帰国して、本当に何もなくてそれ以外。家族も恋人も友人もお金も時間も全部置いてきて、「私今抜け殻」という状態で4年前に成田空港に降りたんですよ。そこから沖縄に、なんか解らないけど沖縄に惹かれて来た時に料理の仕事をしていたんですけど、魂がまた呼び寄せるんですよ。辛いこと。「あなたは料理の仕事じゃない」って言われてるんですよ。で結局「私何がやりたかったんだろう」って思ったわけですよね。

マジュン
マジュン

問いかけるんですね。

Cathy
Cathy

私の場合、ほんと究極体もやられて、心もやられて、やっとそこで自問自答するので、たぶんね向き合える人はもっと最初から向き合えるんですけど、腰痛もすごかったし、立つだけでも寝るだけも辛かった。そんな時に、ふとある日「ヨガ」って出てきたんです。

マジュン
マジュン

1回ヨガからは離れていたんですね

Cathy
Cathy

離れてた。ヨガを始めて、世界を旅してヨガしてたけど、ヨルダン行ってからはもう生活大変すぎて忘れてた半年。そこでまたヨガが出てきた。「あ!ヨガやりたい!」って思ったんですよ。で一人で通信講座初めて。

マジュン
マジュン

通信講座で?!

Cathy
Cathy

そしたらね、治っちゃったんですよ。腰痛が。腰痛治って、でまたやりたいことがポンポン出てくるようになった。私インストラクターやりたい!こんなにヨガに2回も人生救ってもらったから、今度はこの気持ちを皆に分けたいと思ってる。それでたまたま那覇にご縁があって、そこでスタジオをできるようになった。

マジュン
マジュン

そうだったんですね。

Cathy
Cathy

それからも結構大変だったんですけどね。

マジュン
マジュン

どんな「大変」があったのですか?

Cathy
Cathy

最初は名護に住んでいたんですけど、那覇に住んでからは全く場所も違うし、知り合いゼロからのスタートです。だから私のヨガのお客さん誰だと思います?

マジュン
マジュン

どなただったんですか?

Cathy
Cathy

私の最初のヨガのお客さんは、私の保険の担当の人だったんです。

マジュン
マジュン

営業にいらしている方。

Cathy
Cathy

「週一でいいから受けてよ」っていう形でモニターで受けてもらって。そしたら、段々とその人が「これは無料でしていられないです」って2ヶ月位で言い出してそこら辺からその方が紹介してくれた、EMコスタビスタの支配人から瀬長島ホテルの社長って言う風にどんどん繋がり仕事が来るようになったんですよ。本当に暑い日も寒い日もチラシをポスティングし、お礼状を書き、メールをしてSNSをアップしてすごく大変でした。

マジュン
マジュン

最初の頃はその全部をやっていたということですか。

Cathy
Cathy

今も大体全部やってますけど、最初の頃は本当に立ち上げだから、お客さんが来ない辛さっていうのもすごくありますよね。だから私が心がけたのは、ボランティアで良いから人の役に立つことをするっていうのを頑張ってた。一番大切なのは「あなたが私に何を与えてくれる」って思うことは違うと思うんですよ。「私がこの世界に何を差し出せるか」っていうのを大事にしてて。ボランティアも仕事なんです。解ってない人沢山いると思うんですよ。ボランティアだから時間ちょっと遅れも良いでしょ。とかボランティアなんだから、私やってあげてるんだから、って思っている人沢山いると思うんですよ。でも、ボランティアも仕事なんです。お金もらえなくても仕事なんですよ。だから私は自分が行って何かできることがあったら必ずやるようにしている。人に誘われたら基本断らないんですよ。やること沢山増えちゃうんですけど(笑)もう5団体位やってるの(笑)ボランティア団体。もう首が回らなくなってきた(笑)ほんとに。ヤバいんですよ。

マジュン
マジュン

ボランティアだからといって手加減しないということですね。

Cathy
Cathy

全部仕事だと思っているから。

Cathy
Cathy

全て目の前のことって自分の心が起こしているんですよね。困難も全部そうなんだと思うんです。「気づけよー」って言いたくて。それ無意識でやっているから気づかないだけで。

マジュン
マジュン

気づかせる出来事として起きてくるということですね。それを受け止めた時に那覇に移り住むことになったのですね。

Cathy
Cathy

たまたま知り合いがいて、「この事務所使っていいよ。面倒みてくれるなら。」という人がいて。本当にすごいですよね。私いつも神様にお祈りしてたんですよ。「こんなに辛い人生なら本当に嫌なんですけど、神様いるんだったら、私を飛行機が見える2LDKの部屋に住まわせて私にヨガスタジオをさせてください」って。お願いしてたら本当にそうなっちゃったんですよ。

マジュン
マジュン

今飛行機見えるんですか?

Cathy
Cathy

そうなんですよ。やっぱり心の声が聴こえなくなった時に辛いことが起きるので、聴くようにしています。「はいはいわかったよ」って。頭で考えるんじゃなくて、お腹で考えるのが一番正解ですよね。

マジュン
マジュン

経営をしていく中で左脳よりというか頭で考えることが増えていくことってあると思うのですが、心の声を聴く大切さっていうのは持っていた方がいいですよね。

Cathy
Cathy

心の声が聴こえないと、結局頭で考えてもがいていても何も変わらないから、私はそう思います。

マジュン
マジュン

経営者の方でも瞑想を取り入れられていらっしゃる方というのはいらっしゃるようなのですが、それに対してヨガというアプローチはどうですか?

Cathy
Cathy

元々ヨガ自体が瞑想なんですよ。元々インドのヨガはただ座って単純に目をつぶってる、これ瞑想なんですけどこれがヨガなんです。今皆さんがやっている体を動かすヨガというのはハタヨガという種類の一部で、何でやるのかというと、座った時に辛くないようにやるんです。座って3時間位同じ姿勢でいられる人ってほとんどいないですよね。だいたい足しびれてきたりとか、なんか辛くなってモゾモゾしますよね。それが無くなるようにするために神経システムを整えるためにああいうポーズがあるんですよ。

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瞑想

マジュン
マジュン

そうなんですね。体を動かすためだと思っていました。

Cathy
Cathy

でも結局体が動いて健康になるんですよね。だから健康になるのは副産物です。ハタヨガの目的は心と体から解放されて意識そのものになること。魂になることです。

マジュン
マジュン

今主宰されているシャンティではそういったこともお伝えされていらっしゃるのですか

Cathy
Cathy

私のクラスでは割と哲学的なお話しとかもするので、そういうお話が好きな方は結構ハマるとおもいます。あとはサンスクリット語のマントラも歌うので。

マジュン
マジュン

最初は体を動かしたいということでいらっしゃる方もあると思うのですが、そこから自然と自分と向き合うというところに誘ってくれるというか。

Cathy
Cathy

やっぱり最初は体を動かすから入っていいんですよ。私自身もスポーツだと思って始めたのでなのでうちの教室の目的というのはちゃんとあって、普段どんなに忙しくって心と体に余裕がなくっても心と体が休まる場所を提供したいと思って立ち上げているんです。だから休まってもらえれば、そこで良いんです。そしてもっと先に行きたい人はその道もあります。ちゃんと用意している。という目的で作っています。

マジュン
マジュン

その目的というところで、スタジオシャンティで一番伝えていきたいところは?

Cathy
Cathy

「自分と向き合う」ですね。やっぱり「自分自身と向き合う」というのはキーワードなんですけれども、「皆さん、自分自身なんだと思いますか?」って訊きたいんですよ。

マジュン
マジュン

「自分」と言われると「え?」ってなりますね。

Cathy
Cathy

って思いますよね。神社に行くと祭壇に「鏡」があるの解りますか?あれなんで鏡なんだと思いますか?あれ私は思うのですが、鏡っていうのはあなた自身が映りますよね。だから神様っていうのは、あなた自身なんです。「そこに気づこうよ」って言っている、そのメッセージなんだと思うんです。だから自分自身というのは、神様なんです。神様から分けられた魂なんです。みんな同じ魂を持ってる。そこに還ること。

マジュン
マジュン

そのメッセージを一番伝えたい方は?

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ヨガ

Cathy
Cathy

本当に皆に知ってもらいたいです。この知識を知ることによって、本当にいろんなことが楽になると思うんです。やっぱり自分と神様は違う。神様は全能だけど自分は何もできない卑小な人間だとか、自分にできることは限られているとか、人と自分を比べる人って沢山いると思うんですね。でも、意識とか魂っていうのは皆同じって解れば、そこに比べるものは何も存在しなくなるんです。それが言い換えると「癒し」なんだと思うんです。

マジュン
マジュン

深いですね。

Cathy
Cathy

普段こういう話ってあまりしないんですよ。準備段階があると思うので、準備ができている人には伝わるんですけど、結構深いところってなかなか準備ができていないと「ぽかーーーん」ってなってしまうので。

マジュン
マジュン

起業をするというのは、何か価値を世の中に提供していくことだと思うのですが、多くのケースが想いやビジョンがあったりして踏み出すと思うのですが、壁がいろいろ現れることがあるのですが、これは何だと考えますか。

Cathy
Cathy

それも全部自分が創っていることだと思いますよ。より高いところに行くために、自分が自分に課しているんですよ。外からやってくるものではなく自分が創っている。と思います。だからそれに向き合えずに「私はダメだ」って思うのは自分が出したことに「NO」を出すってことだから、神様は許さないですよね。

マジュン
マジュン

自分が出した壁に対して取り組むことはとても意義のあることだということですね。

Cathy
Cathy

そうですね。チャレンジすることこそが、自分と向き合うことだと思うんです。それを乗り越えた時に「あの時は気づかなかったけど」と思うことが沢山生まれてくると思うんですよ。いつも気にしてやっていることがあるんですけれども、みんなが嫌がることをするっていう。例えばトイレ掃除もそうなんですけれども、皆が進んでやらないこと、嫌がること、目をそむけたくなるようなことを逆にやるんです。

マジュン
マジュン

その心は

Cathy
Cathy

それを乗り越えた先が全く違うものになるんですよ。例えば、接客業で「なんでそのお客様あなただけが相手できるの?」というお客様がいたんです。皆「あの変わったお客様は相手できません」って思っているんですけど、私は興味を持って話を聴くんですよ。だからすごく仲良くなってくれて、お土産をいただいたり。そこで見える世界が変わるんですよね。「皆から扱いにくい人と思われているけど、根はとっても良い方だ」とかその方から学べることが沢山あるんですよ。なのでヨガの教室をやっている中でも、変わったお客様は沢山いらっしゃいます。そういう方にはいろいろ話を聴いちゃいます。普通だと、ちょっと変わった人が来たと、当たり障りなく接して終りということが多いと思うんですよ。でも私の場合、面白がってお話をいろいろ聴いてしまうんです。そうすると、癖の強い方は通ってくれるようになるんです(笑)その人からすごく学んでいるんですよ。そういう方々って、周りが取りつかないから、沢山ネタを持っているのに、何もあげる場所がないんです。でも私は興味を持って聴くので、ネタを沢山くれるんです。それが面白いなぁって思います。

マジュン
マジュン

壁が現れた時に、どうとらえるか。どう楽しめるかということでしょうか

Cathy
Cathy

大事なのは夢からぶれずにどんなことがあっても楽しむっていう。いいことも悪いこともです。ヨガのレッスンの終わりにお祈りをするんですけど、「大いなるものが私たちに与えてくれたもの全てに感謝しましょう。大いなるものが私たちから奪い去ったものにも全て感謝しましょう」っていうんです。皆良い方しか見ない。でも、自分から失ったもの、奪い去られたものにも感謝できるようになったら、全部を愛せるようになるんですよ。だから、壁も愛さないと。ただ対立するものとして自分が勝つか負けるかの話になっちゃう。勝か負けるかじゃなくて、貰ったものも、奪われたものも全部愛さないと。って思います。

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イタリアのトマト祭り

マジュン
マジュン

壁を乗り越える秘訣でもあるということでしょうか。壁すらも愛するという。

Cathy
Cathy

そしたら、気づいたらどんどんと繋がってます。

マジュン
マジュン

得意なことって、どんどんやりたくなるし進められるんですが、苦手なことっていうのも、頭ではやらなくちゃいけないと思事があるのですが、そういった苦手なことも抵抗なくチャレンジするのでしょうか。

Cathy
Cathy

苦手なことに取り組むことで自分を見ています。苦手なことに取り組むって自分の発見なんです。苦手だなと思った人にいく。苦手だなと思ったことをやってみる。そうすると頭の中でごちゃごちゃいうんですよ。「あ、私やだーー。辞めたい。」って声が出てくるんですよ。そういうのは一回置いておいて、とりあえずやってみるということをやるようにしているんです。1年前に私いきなり友人の紹介で「バリでヨガの合宿やるから通訳やらない?」って言われたんですね。自分の英語力って通訳するほどに強くはないんですよ。本当にできるかどうが解らない。30人位生徒さんが来ると。ヨガの通訳って解らないけれど、私はヨガを愛している。ヨガを広めたいという夢があるんです。だから「できるか解らないけどやろう!」ってその時一瞬で決めて「やります」って言ってやったんですよ。そしたら人間変わりました(笑)結局結構大変で、2週間の合宿で1日16時間位通訳するんですよ。朝の6時から夜の11時位まで。すごいハードスケジュール10日間やったんですけれども。スイッチが切り換わっちゃって、処理能力が上がりました。同じ1つの頭で3つのことを同時に考えたりとかできるようになった(笑)ある意味自分に負荷をかけた結果ですよね。今までは1つのことをやるのに精一杯だったし、すぐにテンパってたんですけれど、割と冷静にいろんなことを俯瞰して見れるようになりました。

マジュン
マジュン

それはすごいですね!出来るかできないかではなくて、やるかやらないか。

Cathy
Cathy

やるかやらないかですよ。本当に!皆に言われるんです。「世界一周ってできるんですか?私にはできないんです」って。「いやいや、やろうと思ったらできますよ」って言うんですよ。決めているのは自分だから。

マジュン
マジュン

やると決めたら方向は探すと。

Cathy
Cathy

そうそう。大事なのはそれです。私いつも気を付けているのが、手帳に1ヵ月のスケジュールを書くんですけど、「この日にインストラクター養成講座」「この日にアーユルヴェーダお茶講座」・・・って決めちゃうんですよ。決めて1週間位前からバタバタして「ヤバい準備!」みたいなの(笑)当日サラッとやるんですよ。だから皆私のバタバタしている様子は知らないんですけど、「ケイシー先生凄い!なんでこんなに沢山できるの?」って言われるんですけど、めっちゃ水面下でバタバタしてます(笑)

マジュン
マジュン

最初のステップとしては「決める」、この日にこれをやると決めるということですね。

Cathy
Cathy

そう。決めて、「あとは何とでもなるわ」っていう気持ちで一生懸命やるだけ。

マジュン
マジュン

美しいですね!素晴らしい!

Cathy
Cathy

ヨガでは決意のことを「サンカルパ」って言うんですよ。私たちはいっつも「サンカルパ」しながら生きているんです。「サンカルパ」っていうのは決意だから、朝起きた瞬間も「サンカルパ」してる。起きて眠いってサンカルパしてません?だからその通りになるんですよ。皆外に聴こえないけどサンカルパしてるんです。このサンカルパの量によってその人の人生が決まっている。私がヨガのインストラクターになりたいって沢山サンカルパしました。だからヨガのインストラクターになってるんです。心の声をコントロールすることがとっても大事なんです。

マジュン
マジュン

朝の例だと「眠い」と「起きたい」が同時位にでてきますよね。

Cathy
Cathy

眠い方が多いと、そのサンカルパに負けます。皆これ無意識でやっているので「起きたいと思っているのになんで寝ちゃうんだろう」ってなるんですね。でも自分でやっているんです。気づいていないだけ。

マジュン
マジュン

そこはコントロールできるということでしょうか。

Cathy
Cathy

コントロールできます。それは日々サンカルパに意識を向けておく。今何考えているのかな。今何頭で考えてた?何感じてた?って自問してあげるとその癖がついて、自分の意思で「起きる」って決めて起きれます。練習。これヨガの練習です。意識強くする。

マジュン
マジュン

それケイシーさんのところに行ったらできますか?

Cathy
Cathy

はい(笑)是非!

マジュン
マジュン

その訓練本当に大事だと思います!

Cathy
Cathy

ヨガとか本当にやっていくと、人間って皆意識で普くつながっているんだなっていうのに気付いてくるので、仕事にイイ影響があるというか。1つの例ですけど、アメリカで経営者がどうやってヨガを使っているかっていうので、ただ単に集中するとか仕事の効率を上げるだけじゃなくて、瞑想して自分の商品を欲しい人はどこにいるかなっていイメージするんですよ。でそこにダイレクトに連絡しちゃう。で契約取っちゃうっていう。これは可能なんです。意識で繋がっているので。皆。自分のサンカルパを意識の中に送るんです。そしたらそれをキャッチする人から連絡が来るんですよ。だからヨガの練習って超人的なところまで繋がっていっちゃうんですよね(笑)ちょっとこれは記事にできないかもしれないんですが(笑)

マジュン
マジュン

皆で通おう!

Cathy
Cathy

意識を強くする練習なんです。本来ヨガって。

マジュン
マジュン

それは伝えて行きたいですよね。

Cathy
Cathy

意識弱くなっているからね。皆。意識弱くなるとどうなるか解りますか?

マジュン
マジュン

???

Cathy
Cathy

意識弱くなると「考え」になっちゃう。意識っていうのはいろんな方向から見れることです。ただ意識って「ここにある」だから。考えってスポットライトみたいなものだから、これ私の先生から学んだんですが、自分の経験とか、私であれば34年生きてきたその経験から、その物事を見てスポットライトで考えているんです。他の人の考え全く関係ない。だから自分が辛くなります。「こうあるべきだ」「こうでなければいけない」って思っちゃうから。

マジュン
マジュン

意識は外向きっていうことですか?

Cathy
Cathy

意識はいろんな方向から向いています。これ見てもいろんな人の角度から見える。ただたんに、そこに「ある」っていうものだけ見ることができちゃうから、意識がどんどん強くなるんですよ。でも考えになると、これは「これだ」って思っちゃう。こうでなければならない。だから自分が苦しくなっちゃう。

マジュン
マジュン

そこにどう行き着いたんですか。先生からの学びでしょうか。

Cathy
Cathy

先生からの学びだったり、自分の経験です。

マジュン
マジュン

34年でそこまで行きつくなんてすごいですね!今の考え方って経営者としても救われる部分もあるのかなって感じます。

Cathy
Cathy

ありますよ。経営のやり方って、経営者の考えが入りがちなんですよ。そういう意味で意識で見るのは大事。従業員人が「何でこうでなければいけないのに、こうじゃないの」とか思うんじゃなくて「もしかしたらこうなのかもしれない。訊いてみよう。」「もしかしたこうなのかもしれない」っていうアプローチができるんですよ。そこで「そんな風に思ってたんだ。私気づかなかったわ。」って視野が広がるんですよね。私は従業員を何人も雇っているわけではないんですけれども、自分の育てたインストラクターさんとはそういう風に接するようにしています。

マジュン
マジュン

実際生徒さんの中には経営までされている方というのもいらっしゃいますか。

Cathy
Cathy

はい。中にはスタジオ経営まで行っいる子もいますよ。

マジュン
マジュン

聴くとハッとする視点がとても多いですね。

Cathy
Cathy

皆普段の生活が当たり前すぎて、気づかない部分って沢山あるんですけど、こういう部分に少しでも触れると、そこからもう自動的に発動して目覚め始めるんですよ。こう誰かがスイッチを押すことが必要なんですよね。普段は皆無知の中にいるんです。真っ暗闇。だから目を開けている世界は本当は幻想で、目をつぶったら内側が本当の世界なのに、皆逆だと思っている。目を開いたところが現実だと思っているんですよ。これは全部ヨガの教えですね。

マジュン
マジュン

スポーツジムのヨガでそこまで伝えていただくことってないので、単純に体を動かして、ヨガの最後に行うシャバーサナは「居眠りTIME」だと思っていました。

Cathy
Cathy

最初はそれで良いんですよ(笑)最終的には意識持ったまま無意識になるのがシャバーサナなんです。

マジュン
マジュン

それってすごいですよね!やれって言われてできるものでも無いですよね!

Cathy
Cathy

だからステップバイステップでそうなるので、インストラクターはそれを見守るだけです。

マジュン
マジュン

すごいお仕事ですね。

Cathy
Cathy

そうなんです。喜びなんですよ!最近気づいたんですけど、私スタバが大好きでね、何でかっていうと、私世界中を旅したじゃないですか。あれだけ世界中で均等したサービスを提供しているにも関わらず、皆働いている人が自分のありのままで楽しそうなんです。そう思いません?カップに名前とか書いてもらったことないですか?なんでマクドナルドみたいに均一化しているのに、ああやってサービス一つ一つは個性的で、心に満ち溢れているんだろうって思って最近勉強したんですよ。

Cathy
Cathy

聴きたい?その秘密(笑)

マジュン
マジュン

はい!

Cathy
Cathy

普通の最高のサービスっていうのは、システム、マニュアルがあればできちゃう。でも一流のサービスは心が無いとできないんだって、スタバのハーバーさんの本に書いてあったんです。だから本当に人の心に触れようと思ったら、一人ひとりが心から楽しんで、人に触れなければいけないんだなぁってすごく思ったんですよ。

Cathy
Cathy

自分がコーヒーを好きなだけじゃ足りないんです。コーヒーが好きで、この好きなものを伝える相手も愛せないと伝わらないんですよ。良く言うじゃないですか、好きなことをやっているから私元気なんです。好きなことをやっているからそれが伝わるんですって言うじゃないですか。でも1つ言葉が足りないと思ってて、好きなことを伝える相手も愛しているんです。って言えないと相手に伝わらないんですよ。っていうのを最近無意識でやっていたなって気づきました。やっぱり私は人が好きで、生徒さんが「魂のレッスンです」って言ってくれるんです。私その人のことを家族みたいに思っているんですよ私。生徒さんのこと自分の家族だと思って接しているから。それが伝わっているのかなって思いました。

マジュン
マジュン

4年間でここまでやっていらした状態だと思うのですが、この先にどんなビジョンをお持ちなんですか?

Cathy
Cathy

今ちょうど始めているところなんですけれど、地域社会の中で一緒に上がっていけるヨガ教室にしたいんです。インストラクターさんが20人くらい卒業されているので、彼女達と一緒になって「ただ、自分が好きでヨガの教室をやっています」「リトリートしています」「合宿しています」「楽しいワークショップしています」というだけじゃなくて、地域の方々も含めて一緒にヨガをしたいなと。地域貢献というとおこがましいかもしれないのですが、4年間いただいてきたものが沢山あるので、それを還元したいと思っていて。最近やっているのが、社会福祉協議会さんの「椅子ヨガ」。デイサービスに出張して、170団体くらい自治体を抱えていらっしゃるんです、那覇の社会福祉協議会さん。そこへ依頼があったら、行って椅子ヨガをやるんですよ。おばあちゃんとかが「そんなポーズできない」っておっしゃるんですよ。最後できるようになるんですよ。そしてすごく嬉しそうなお顔をされるんですよ。「呼吸ができるようになったよ。」「いいねぇ。」って言ってくださったり。

マジュン
マジュン

ご年配の方にもヨガ良さそうですよね。

Cathy
Cathy

呼吸ができればヨガってできちゃうので、寝たきりでもできます。ヨガってさっきもお伝えした通り、瞑想なので、瞑想に必要な呼吸ができればいいんですよ。

ヨガは「このポーズありき」ではないのから、いろいろな人にあったヨガが提供できるということですね。

そうなんです。もっといろいろな団体さんと組みたいなと思っていて、うちの近くにある鑑別所でもヨガをしていて、若い子にもヨガってすごく良いんだなって実感していて。鑑別所は4週間位少年少女が過ごしていくんですが、そういうところに入っているからと言って悪い子が入っているのかというと、そんなことはなくて、すごく純粋。単純にその「純粋」の出方を間違えちゃってそこにいるだけで、すごく良い子達なんですね。最初胡坐をかいて始めるんですが、最期また胡坐をかいたときに別人のようになっているんです。皆微笑みを浮かべてヨガの業者みたいな感じになっていて。皆別人みたいに。感想文をいただくんですが、その中に「初めて内側と外側の感覚の意味がわかりました。」って。すごいことを書くんだと思って。「体と心と向き合いました」とか。感受性が高いんだなぁって。

マジュン
マジュン

ちょっと脱線になりますが、ヨガって子供はいくつくらいからできるものなのですか?

Cathy
Cathy

理解ができれば、ハタヨガはできます。でも赤ちゃんってヨガしなくてもヨガしてますからね(笑)赤ちゃんって意識だけって解ります?赤ちゃんって考えないですからね。だから私たちそこへ戻っていっているんです。

Cathy
Cathy

皆赤ちゃんの時期があって、そこからいろいろな考えをもらって考えになっていてちる。ヨガやっている人は逆のことをしなくてはいけないんです。源に返っていくイメージ。私ヨガ塾やりたいんですよね。道場は沢山あるのにヨガ塾はないんですよね。ヨガ塾やりません?

マジュン
マジュン

ヨガって大人のものというイメージがありましたが。

Cathy
Cathy

子どもがやったら、子どものうちから思いやりの気持ちとか。思いやりって「みんなと一緒」って思うからですよね。私たちは意識で繋がっていると思うから、人に優しくできるんです。そういう気持ちとかが生まれてくるはず。ヨガ塾本当にやりたい。

マジュン
マジュン

子どもから入ると、自然とその両親もやることになったりとかありますよね。

Cathy
Cathy

今浪人生の子が通ってくれているんですけど、その子が瞑想とかやると泣くんですよ。「浄化されました」って言って。「浪人生活そんなに辛い?」って訊いたら、「いろいろ競争があるんです」って言って泣くんですよ。それで1年位通ってくれているんですが、先日お母さまがいらっしゃったんです。「毎週ニコニコして帰ってくるから、気になって」とおっしゃって。その次の週はお母さまお一人でいらっしゃいましたよ(笑)

Cathy
Cathy

本当に生徒さんからも学ぶことが沢山で、一つ言えるのが私の力でここまで来たんじゃないんです。完全に魂、神様がそう言う風に持ってきてくれたって思っています。向き合ったから。自分と向きあう時間って本当に少ないと思うので、日々目の前のことをやらなければいけない人って沢山いるから。だから私の教室のコンセプトは、いかに時間がなくて心に余裕がなくっても、どんな時でも心と体の内側に癒しとか余裕を提供できる場所を創っていきたいな。と思ってやっているんです。

マジュン
マジュン

本当ですね!今日はたくさんの話を聞かせていただきありがとうございました。

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FMとよみ(83.2MHZ)『ナチュラルに旅して』番組パーソナリティ担当(毎週月・朝10時~)