寺田 清隆 | 株式会社Soul Life、株式会社メジャーサポートサービス

マジュンメディアでは、沖縄の中小企業・起業家を全力でサポートするために立ち上がりました。また一歩先を行く彼らリーダーの考え方に触れることで次のリーダーたちの道しるべになる役割も果たして行きます。

今回は、記念すべき第1回。

そのリーダーは私が前々から是非話を聞いてみたいと思っていた方です!
30歳で上場企業を退社後、起業塾に入り2000人以上の塾生の中から起業塾オーナーの弟子に選ばれ海外を飛び回った後、2014年に沖縄に来て人脈ゼロ、資金ゼロ、経験ゼロの状態で株式会社メジャーサポートサービス(就労継続支援A型事業所)を立ち上げた寺田清隆(てらだきよたか)さんです。

神谷則子
神谷則子

お久しぶりです。本日はよろしくお願いします。

寺田清隆
寺田清隆

はい。よろしくお願いします。

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直前のインタビューで忙しい中受けていただいたのに笑顔で迎えてもらえました。

神谷則子
神谷則子

まずはじめに会社の事をお伺いさせてください。
今、2社経営(メージャーサポートサービスSoul Life(ソウルライフ))されていると思うのですが、そのサービス内容を教えていただいてもよろしいですか?メージャーサポートサービスの方はどんな事業ですか?

寺田清隆
寺田清隆

メージャーサポートサービスの方は、障害福祉の事業になっている。一般企業に就職が困難な方を雇用するというような福祉の事業です。メインはパソコンを使った作業をしてもらっているような事業内容です。

神谷則子
神谷則子
寺田清隆
寺田清隆

Soul Life(ソウルライフ)の方は、起業支援をしています。沖縄で起業しようとしている方の支援をして、サポートしている事業内容です。

神谷則子
神谷則子

福祉の業界をやろうと思ったきっかけって何かあったんですか?

寺田清隆
寺田清隆

えっと。。。キッカケは実は無いですw
僕のビジネスの師匠がいたので、その方に「やれ!」と言われたので。やり始めたのがキッカケです(笑)

神谷則子
神谷則子

起業する前は、上場会社に勤めていたと聞いたのですが、なぜ会社を辞めて起業という道を選んだんですか?

寺田清隆
寺田清隆

もともと起業したかったのはあったのですが、どうしていいかわからなかったので起業塾に入っていた経緯があって。そこで起業のことを学びながら起業したって感じですね。特に何かをやりたいっていうのは実はなくて、それがわからなかったので起業塾で勉強しようと思って行ったのがきっかけではありますね。

神谷則子
神谷則子

そこの起業塾の中で2000人いる塾生の中からたった1人の弟子に選ばれたというのをお聞きしたのですが、それは何故選ばれたと思いますか?

寺田清隆
寺田清隆

起業塾のオーナーさんが塾生の中から弟子を募集するというのをやっていて、そこに応募するのにまずは結構ハードルが高いんですね。条件が、年齢もあったし、英語が喋れるとか、マレーシアに移住するとか、おこずかいが月5万円とか(笑)そこに僕は即決で応募して決断力が早いというのも認められたと思います。また今まで過去に達成したことを伝える項目もあり、そこでも気に入られて選ばれたみたいですね。

神谷則子
神谷則子

生い立ちを見させていただき、本当に過去にたくさんのことを達成されてますよね。

寺田清隆
寺田清隆

はい(照)

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照れているご様子

神谷則子
神谷則子

それってそんな簡単なことじゃ無いですよね?何かそう行った秘訣とかってありますか?

寺田清隆
寺田清隆

父親が厳しかったんで、何事に対しても一生懸命やらないとダメだということが体に染み付いているというのはありますね。

神谷則子
神谷則子

それをモチベートし続けるのはどうしているんですか?

寺田清隆
寺田清隆

僕はモチベーションの波が結構激しいんですよね。
高校も中退して5年も遊んでいましたし。ただ遊びに対しても本気でしたけどね(笑)

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怖い。。。

神谷則子
神谷則子

普通の人では乗り越えるのが困難な壁をいくつも乗り越えているように見えるのですが、どうやって乗り越えているのかな〜ってのがすごく興味があったんですよ。

寺田清隆
寺田清隆

そうでありたい!という自分がいて、でも、それができない自分がいて、それを乗り越えていきたい自分がまたいて。

それをやろうと思って失敗ばかりしていると自分の自信がどんどんなくなってくると思うですよ。

「自信」っていうのは全く空想のもので、よく「僕は自信がない」っていう人がいるんですが、それは過去の経験で判断しているんで、何かやろうと思って失敗するという経験を繰り返していると、やっぱり何かやろうとしてもまた失敗するだろうってなってしまう。

目の前の1つ1つの自分との約束とか誰かとの約束とか、これをやるって決めたことをやりきっていくという経験を積んでいくほど勝手に自信ってつくのかなと。

ただそれの繰り返しだけ。

神谷則子
神谷則子

自分との約束とかを守り続けてきたからこそ、次のチャレンジにも達成できる自分でいられるってことですね。

寺田清隆
寺田清隆

もちろん失敗することもたくさんありますけどね(笑)
まー全然そういうのは気にしないというか。またやればいいと思うし。

神谷則子
神谷則子

A型支援をしている中で、自分が弱者と思っている思い込みとかあると仕事が難しくなることとかあると思うのですけど、そういうところはどうしていますか?

寺田清隆
寺田清隆

周りの環境がすごく大切だと思っていて。福祉の世界って弱者だから周りがみんな優しくする。弱い人だからこれくらいしかできないよね。ってここまででいいよとか扱う。

僕はどちらかというと普通の人として、できる人として扱かっているので、手取り足取り教えないですし、”任せる”という事している。そうすると「任せられるとやる」周りができる人だとお互いを見ているという職員を含めて環境を作っている。

環境づくりの一つとして障害者施設だけど沖縄のビジネス街にオフィスを構えたりもしている。

神谷則子
神谷則子

そうやった一人一人のアイデンティを育ているんですね。
なるほど!

今、創業、、、?

寺田清隆
寺田清隆

創業5年目ですね。5年前に師匠からマレーシアから島流しにあって(笑)

神谷則子
神谷則子

しかも全くの未知の業界ですよね?

寺田清隆
寺田清隆

はい。もともとはIT業界ですし、システムエンジニアやっていたので福祉業界の経験もないし、沖縄に知り合いもないし、お金もないし、体とスーツケース2つできた感じですかね!

神谷則子
神谷則子

5年間やってきて、ここは壁だったなとかありますか?

寺田清隆
寺田清隆

まー、常に壁ですけどね(笑)
ハハハハハ

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過去を振り返って笑えてきてしまうほど壁だらけだったんですね

寺田清隆
寺田清隆

やったことないことやるって未知の世界なので、わかってる人ができることをやっていたら常に壁なんかないんでしょうけど、やったことないことをやり始めると想定外のことが起こりまくる。

立ち上げの時から、オフィスを借りた時も、何もわからなかったので人が働けるスペースがあるところ借りればいいかなと思って適当に借りたのですが、福祉的にはこういう建物じゃないとか行けなくて、消防法が入ってきたり、建築基準法が入ってきたりとか、、、自動火災報知器を全フロアにつけなきゃいけないとか。。。もう契約しちゃっていたんで、やるしかなくて、無駄な出費があったりとか(笑)

またどこで求人出して障害持っている方を雇えばいいかわからないとか
仕事を取るのもゼロからのスタートで知り合いもいなかったのでつながりを作って行ったり、、、

全部壁でしたねw

神谷則子
神谷則子

そこを乗り越えいくときのモチベーションって、先ほど言ってた自分がやるって決めたからですか?

寺田清隆
寺田清隆

未来の自分の、こうでありたいというところにコミットした

神谷則子
神谷則子

そのとき描いていたいたこうでありたいってのはどんなのでした?

寺田清隆
寺田清隆

最終的には事業自体は自分でやることになったんで、師匠がお金を出してくれるって言ったのに、なかなかいただけず、沖縄体ひとつできたのにちょっと待ってくれってどれくらい待てばよくわからないじゃないですか(笑)

で、結果的に銀行とかからお金を借りて借金抱えてやるってことになるわけじゃないですか。なので結構、覚悟が必要だったので、「なぜこれをやっていくのか」ってのを自分の中でやる意義というか大義というかそういうのをちゃんと作ったんですよ。後付けですけどね(笑)

神谷則子
神谷則子

そのとき掲げたものというのは?

寺田清隆
寺田清隆

僕はもともと高校中退してグレてたチンピラみたいなしょうもない人間だったんで、まー、いまも別に大したことないですけど(笑)

そこから、中退して中卒だと働く場所がなかなかなくて、工場の流れ作業をやっていた。派遣か土木の選択しかなかった。
工場の流れ作業をずっとやっていたんですけど、、、これ一生やっていくのか。。。って。

これくらいのバイクのサビを拡大鏡で1日十見て、錆があるないってのを朝から晩まで仕分けていた。。。

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これくらいの、、、

寺田清隆
寺田清隆

来る日も来る日も。これで一生終わるのかって思ったときに、人生変えようと思った。

そういう意味で、学歴に自分で劣等感を持って一般企業になかなか就職できなかった自分と、
障害を持って自分に劣等感を持ってなかなか一般企業に入社できない方々とリンクした。

自分は振り返って見てなんとかしてこれたので、じゃー今度は提供する側に回れないかと思った。

神谷則子
神谷則子

そこに自分こそがやっていくという意義があったんですね。

寺田清隆
寺田清隆

そうですね。人生振り返ったら、自分がそういう人生を送っていたんでなんかそれをそのまま活かせるんじゃないかと思って、自分にしかできなと思ってコミットできた。

神谷則子
神谷則子

資金調達はどうやってやったんですか?

寺田清隆
寺田清隆

銀行とか項ことか。事業計画とかも全部自分でやりました。
意外と簡単でしたね。
Soul Lifeではその経験も活かして教えたりしています。

神谷則子
神谷則子

メジャーサポートサービスのスタッフが活き活きと活躍することで、弱者に対するアンチテーゼ見たいな事も視野に入れているとお聞きしたのですが、詳細教えてもらってもいいでしょうか?

寺田清隆
寺田清隆

そうですね。なるべく大きな大義を掲げたほうが、それが飽くなき挑戦としてやっていけるので、そういう意味で。

。。。

今の日本って少子高齢化社会になっていて、だんだん一人一人の若者が支える老人の数も増えていって、それにも関わらず精神障害の数もどんどんどんどん増えていて、戦力になる人たちが減ってきている。そういう意味でそういう人たちに、社会的に弱者と言われている人たちが世の中で活躍し始めると、一般の人たちにも勇気を与えられたり、自分ももっと頑張ろうと思ってもらえたりと貢献できるのかなと考えています。

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神谷則子
神谷則子

大きな大義があることで動き続けられることができたり、モチベートされていくということですか?

寺田清隆
寺田清隆

そうですね。そういうのを後付けでもいいので1つ持っておくというのは必要かなと思っている。
ただ逆にそれに執着しすぎるのもあまり良くないなと。

結構、そういう意味でバランスとってやっています。

神谷則子
神谷則子

うまくバランス取りながら見ているんですね。

寺田清隆
寺田清隆

そうですね。

神谷則子
神谷則子

それってなかなか難しいことですよね。皆さんに共有している感じですか?

寺田清隆
寺田清隆

共有はしています。

神谷則子
神谷則子

でも執着はしすぎない。

寺田清隆
寺田清隆

そうですね(笑)難しいですねw

神谷則子
神谷則子

創業当時の壁を乗り越える中で。。。

寺田清隆
寺田清隆

でも楽しかったですよ。そういうのを乗り越えていくのがすごく楽しかったですね。
なんか、こう自分の不安な領域で何かやる時って結構勇気いるじゃないですか。
で、そこを乗り越えていくときに、やっぱり足を引っ張られる。元のところに引っ張らレたりします。
恐怖というか怖かったりする。失敗したらどうしようとか。色々考えちゃう。

で、それを広げていくのがうまくいくと、ドMじゃないんですけど、楽しくなっちゃうんですよ(笑)

実際枠を広げると、人生豊かになるんですよね。視界が広がりやれることが広がっていくんで。

例えば、サッカーは好きだけど野球が嫌いな人が、野球をとりあえず楽しんでみようとやってみると野球の世界も広がっていくじゃないですか。

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タイ人のキックボクシング世界チャンピョンとスパー

神谷則子
神谷則子

そういう安心領域を広げていくのをどんどん共有していきたいですか?

寺田清隆
寺田清隆

そうですね。ぜひ。
一人で何か一歩を踏み出すのは勇気がいるんで、、、
僕はそれを蹴飛ばすのが得意(笑)

実際に師匠にそういう風に育てられた。
例えば海外に置いてかれたりwwww
なんとかなりましたけどねw

神谷則子
神谷則子

どういう状況でも自分自身でなんとかする力って仕事でも人生でもすごく生きてきますよね。

寺田清隆
寺田清隆

ほんとそうだと思います。普段と同じ生活をずっと繰り返していると思考停止してくるんですよね。
脳みそが動いていないというか、自分では動いていると思うかもしれませんけど。。。
そうやって枠を広げって言った方がいいと思います。

神谷則子
神谷則子

これから起業する方が、これやったらいいよというのってありますか?

寺田清隆
寺田清隆

今自分がもっとも恐れていることをやるべきだと思う。
怖いなと思うことに敢えて挑戦していく。だんだんそれがワクワクしてくるんですよね。
怖いっていうのは一瞬だけ。バンジージャンプと一緒で飛び降りる瞬間だけ怖いけどあとは楽しい。

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ロッククライミングにチャレンジ

寺田清隆
寺田清隆

その瞬間の勇気だけ。

お金稼いでいくとか、起業していくとか、より大きな問題を抱えていくことになる。
サラリーマンだったりアルバイトで、同じ生活していたら、それに満足していたらそれでいいと思いますが
それを敢えてお金を稼ぐってことは責任の幅を広げていくことだし、アルバイトから社員になる時、管理職になる時、など責任の幅が広がっていく。その結果、より大きな問題を抱えていくことになる。

それをやりたいかどうかだと思いますよ。

神谷則子
神谷則子

そこの覚悟を決めれるかってことですね。

寺田清隆
寺田清隆

そう。結局、それを楽しめないとやっていけないですよね。潰れちゃいますよね。
そのまま真正面から受けたらやっていける人なんていない。

より大きな問題を抱えている人が、それを普通の思考で真正面からぶつかったら潰れちゃう。
自分の1つの決断が人の命に関わったりとかもいるわけなんで。

神谷則子
神谷則子

それを乗り越えていくときに、こう言ったサポートがあったらいいなということってありますか?

寺田清隆
寺田清隆

環境。周りが同じような人たちがいた方が応援し会える環境があった方がいい。
自分の枠を広げる時って勇気がいる。一回頑張って飛び出たけどやっぱり同じとこに戻ってしまう
それを飛び越え続けるのって一人の思考のコントロール。自分をコントロールする力って難しい。
やっぱり習慣なんで。無意識レベルで同じことを繰り返しているので、それを取っ払っって新しい方に、しかも苦しい方にいかなきゃいけないので。

そういう意味で、同じことをやっている仲間達と応援しながらやていくとボルテージが上がって決断もしやすくなったりする。

神谷則子
神谷則子

そういうつながりに今属していますか?

寺田清隆
寺田清隆

はい。あるコミュニティーに入っている。
そこは学生から経営者などたくさんの人が集まっていて楽しいですね。

神谷則子
神谷則子

沖縄にも是非そういうの作ってください。

寺田清隆
寺田清隆

実はやりたなーって思っています。

神谷則子
神谷則子

沖縄の県民性だったり、沖縄に住んでいて、沖縄のこういうところを生かしたいとかありますか?

寺田清隆
寺田清隆

内地の人に冷たいという人もいるんですけど、僕はそういう風に感じたことはないですね。
沖縄ってまだまだ可能性があると思っているけど、勿体無いなと思っているのが収入的に日本で一番少なかったり、正社員が少なかったりとか、もっと若い人たちが育つ環境があったらいいなとは思っている。

神谷則子
神谷則子

もっと沖縄の人たちの視野や可能性が広がるためにはどうすればいい?

寺田清隆
寺田清隆

自分の固定概念や考えからきた結果が今の自分なので、結局気づかないんですよね。
普段の思考のままでいたら。だから自分がやだな、絶対に選ばないようなことをやっていけば範囲が広がっていく。
そういう選択をしていると変わった人が現れて、そういう人が誘ってくれたりとか、自分が絶対できないけど、この人すごい面白いなって思う人にくっついていくと面白い。

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サンタチャリティー

神谷則子
神谷則子

師匠の存在は結構大きいでしたか?

寺田清隆
寺田清隆

メンターとか師匠の存在はデカイですね。やっぱり背中を押してくれる人ってすごい大事。
そのタイミング、タイミングではすごい腹が立つんですけど(笑)
やっぱり自分の思考で当たり前で考えるんで、本当に理不尽だなと思う。
でもその理不尽の裏側に成長がいっぱいあるんで、、、
毎回毎回ほんと腹立ってましたけどね(笑)

神谷則子
神谷則子

今までに諦めたことありますか?それに後悔とかはなかったのか。

寺田清隆
寺田清隆

執着してないんですよね。諦めることは諦めるし、諦めたくないことはしばらくやるし。
遣り切っって遣り切ってダメなら素直に身を引くし、、、あんまり覚えてない。
出し切ったら満足しますよ。やれることやってできなければ、やりきれば、もうしゃあないやんって。

神谷則子
神谷則子

「やりきる」ってのがキーワードですね。

寺田清隆
寺田清隆

こっちじゃなかったんだな〜って別のことをすぐやるし、また違ったらこっちかなって、、それでいいと思うんですよ。
諦めたこと失敗したことなんて思い返してみればいっぱいありますよ。成功したことと同じくらい、いやそれ以上にありますね。

神谷則子
神谷則子

見切りをつけるって勇気があったりしますよね。ここまできたら、もうちょっとやったらうまくいくかもしれないし。。。

寺田清隆
寺田清隆

捨てる勇気も必要ですね。そういう意味ではサラリーマン辞めるときにすごく勇気が必要だった。
僕、もともと中卒のチンピラだったんで、そっから10年かけて築き上げたものだった。いわゆる一般社会でいうステータスとかキャリアて言うものができていたタイミングで、そこからうまいこと転職して行ったら年収も上がっていたかもしれないし。
それを会社を辞めるって選択をしたときは勇気入りました。

楽しくないんですよね、そのままやって行ったとしても。なんかこう自分がやっていくとどうしても楽しめない、苦しくなっていくんだったらとっとと辞めちゃえばいいと思ったんですよね。

そう言うもの(キャリアなど)に執着している自分も嫌です。
結構手放すことも大事だと思います。

僕はアホなんで、やれるだけやりきってガゾリン切れになるまでやりきるんで、もうダメだって辞めることが多いんですが(笑)

神谷則子
神谷則子

これからのビジョンってありますか?

寺田清隆
寺田清隆

障害持った人たちが社会で活躍すると言う実例をたくさん作りたいですね。
やっていて思うのが「教育」なんだなと考えていて、人がどうすれば変化するのか、どうすれば成長するのか?だけ突き詰めていて、障害者っていう枠だけじゃなくて一般の人向けにもそういうことをやって行きたいし、もっともっと研究して行きたい。人がどうしたときに変化していくのか?

みんな楽しんだらいいのにって思う。
僕は人生すごく楽しんでいると自負している。苦しいときもあるんですけど、そんなことを考えてもしょうがないので常に楽しんでいる。

不良時代の友達、サラーリマン時代の友達とかと話をすると、やはりすごく苦しそうな人が多く、朝から日付変わるまで働いて、東京で消耗し続けている人がいる。もっと自分の人生を大事にして欲しい。もっと楽しむ時間を増やした方がいいんじゃないかと感じる。

神谷則子
神谷則子

きよさんにとって冒険ってどういうことをさしますか?

寺田清隆
寺田清隆

やっぱり自分の枠を広げることだと思ってる。感性を磨くとかもそうだし、自分ができることを増やしていく。不安定な領域を安定領域に変えていくことをひたすらやっている。
自分がここまでできたなら、ちょっと手が届かなそうなところに広げてチャレンジしてみるとか。だんだん最近ちょっと飛び越えていくことが増えてきちゃいましたが(笑)

あとは自然が好きです。サハラ走ったんですが、夜の夜景が本当に綺麗だったんですよ。。。

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サハラ砂漠にて

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サハラ砂漠にて

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サハラ砂漠にて

寺田清隆
寺田清隆

最近は1人ではなくて、いろんな人と一緒に景色を見て行きたいというのがありますね。

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神谷則子
神谷則子

自分で変わりたいって思っているけどなかなか変われない人が多いですからね。

寺田清隆
寺田清隆

本気じゃない人が多いすよ。そもそも。本気で変わりたいと思っている人が少ないんですよ。
言ってるだけでしょ。言いたいだけなんでしょって思うことは多い。

変わりたくない人はいない。成長していく磨いていくって人として生まれた定めですよね。

神谷則子
神谷則子

経営者に必要なことってないですか?

寺田清隆
寺田清隆

僕に語れるかな〜(笑)

寺田清隆
寺田清隆

何人か社員がいる経営者、個人事業主で一人でやっている会社とやり方って違うと思うんですけど、一人でやっていれば自分が頑張ればいいと思うんですけど、人を抱えてやっていくと、やり方を変えてかないといけないですよね。結局、優秀なんで、言い方がおかしいんですが普通の人より優秀なので経営者になっていることが多いと思うんですよね。実際雇って人が下に着くと、自分の期待した仕事の2割くらいしかできないんですよね。それでもやっていかなきゃいけないので、、、許すことだったり、人としての器をあげていかないのでやっていけないと感じることがある。そういう意味で僕も自分自身人としての成長を頑張っている部分はありますね。

神谷則子
神谷則子

経営者としての視点

寺田清隆
寺田清隆

お金ももちろん稼いでいかないといけないし社員のことも大事ですし。
この人よくしてあげたいけど全体としてのバランスが良くないな〜とか思うことはある。
会社としてどうか?従業員は自分がどうかって見ている。
主語が違いますよね。IかWeか。

神谷則子
神谷則子

お客様と接するときに意識していることは

寺田清隆
寺田清隆

スタッフが今できることよりちょっと上の仕事をとってくるようにしている。
まー、遊んでいると仕事が増えるんですよ。遊んでいると色な人と繋がってきて仕事もらえたりするんですよ(笑)

お金稼いでいる社長って昼間遊んでたりすんですよ。
友達から入るのとセールスから入るのって全然違うんですよ。

僕、あんまり会社にいなかった時期があるんですよ。
嫌じゃないですか、会社に毎日社長がいてガミガミ言われるのって(笑)

サハラマラソンから帰ってきたら僕の机なくなっていましたからね(笑)
社長のディスクがミーティングの席になってました(笑)

神谷則子
神谷則子

社長がいないときでも売り上げが上がっていくようになると理想ってよく言いますもんね。

寺田清隆
寺田清隆

そうですね!

神谷則子
神谷則子

子供達に夢を持ってもらいたい。中高生くらいになると夢を言えない人が多くなってきてる。
夢がない人ってなんでですかね?
大人になって夢を語れる人と、特にない

寺田清隆
寺田清隆

思考が固まってるだけだと思うんですけどね。自分がこの辺だって決めつけちゃって、だからそっから広げようと思っても考えられない。親とかから恐怖ばかり植え付けられてきたと思うんですよね。これやっちゃダメとか。。好奇心を持っちゃダメ。
好奇心を一切制限しないほうがいいです。

子供って絶対に夢とかあるじゃないですか?出てくるじゃないですか腹から。こういうのしたいって。で、思ったらすぐに行動するじゃないですか。
でやって見たいが行動できない自分がいるって、だれかが止めているときですよね。

親が止める理由って恐怖じゃないですか?
こうなったらこうなるかもしれないとか。
といって止めてしまうことがあるけど、

こうなったら、こうなるかもしれないけど、そうしたらどうしようかって一緒に考えて行ったらいいし、そういう思考が身について行ったほうが絶対いいじゃないですか。

こういう問題があるかもしれないけど、どうしたらいいと思うって。
ダメじゃなくて、どうしようか?って考えさせたほうが乗り越える力も身についていきますよね。

忙しい中で子供の相手をしているので難しいかもしれないけど、
その考える力が身についてきたら、よっぽど手がかからなくなってくると思うんですよね。

神谷則子
神谷則子

従業員の教育にもつながりますね。

寺田清隆
寺田清隆

そうですね。僕、離婚してるんで、そんな偉そうなこと言えないんですけどね(笑)

世界観が変わるたびにすごいパラダイムシフトが起こる。
こういう生き方あるんだ。サラリーマンから起業塾の弟子になったときに、「あ、こういう生き方あるんだ」ってすごく思いましたしね。

30歳でサラリーマン辞めて、起業塾入って。この6年間が激動ですね。

僕は体験価値がの方が誰よりも人生楽しんでいるとか、経験をいっぱいしているとかだったら負けない気がする。お金を稼いでいるかどうかってのはまだまだですけど(笑)

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人生楽しもう!

神谷則子
神谷則子

本日はお忙しい中インタビューありがとうございましたm(_ _)m